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更新日:2021年8月19日
沖縄の珍しいお茶 ~ ブクブクー茶 ~
2年制の学生たちは、沖縄の伝統文化を学ぶ特別授業を行いましたよ(*^▽^*)。
沖調の専任で、沖縄県の認定を受けた『琉球料理伝承人』の先生が指導!
今回のテーマは、『ブクブクー茶』。
みなさんは、ブクブクー茶を知っていますか?
『ブクブクー茶』は、那覇の一部の地域を中心に大衆に親しまれていました。
煎ったお米を煮だした煎り米湯とさんぴん茶を合わせて、大きな専用の茶せんで泡立てます。
茶碗に赤飯とさんぴん茶を入れて、泡立てた泡をのせて、煎ったピーナツを振りかけて独特のお茶です。
縁起のいい飲み物で、家族の誕生日や旅立ちの祝いなど、ごく親しい仲間うちで肩ひじ張らずに楽しむお茶だったようですよ(^O^)/
明治・大正時代には、日常的に親しまれていましたが、戦時以降、廃れてしましました。
一度廃れていまった文化と伝統を復旧させることは、容易ではありません。
調理師は、文化と伝統を受け継ぐことも大切な役目。
学生たちには、自分たちの生まれ育った地域の文化と伝統をしっかり学んで大切にし、次の世代に受け継いでいってほしいと思っています(#^^#)