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更新日:2023年6月20日
生産者の思いと沖縄の食文化をもっと知ってほしい!豚の解体特別授業
生産者の思いを受け取り、命を大切に思える調理師に成長してほしい・・・・。
沖調の学生たちは、年に1度、沖縄の食文化の中心食材である『豚』を通して、食材を
育てる生産者さんの思いを知り、豚肉の部位の分け方から見る沖縄の食文化の特徴を学んでいます。
豚肉は、有限会社我那覇畜産 会長 我那覇明さんより、豚一頭分の枝肉(頭を落として半分に切られた状態)を提供して頂き、仲里食肉 代表 仲里尚起さんと、安座間喜仁さんに、
豚肉の部位の分け方のデモンストレーションをして頂きました。
沖縄と県外とでは、食文化の違いから豚肉の部位の分け方がことなり、切る手順も変わるんです。
一番の違いは、三枚肉(バラ肉)に皮がついているかどうか、ソーキ(あばら骨)の肉の残し方が変わっていきます。
目の前で、自分の体くらい大きな豚が、手際良く、みるみるうちに各部位に分けられていくのは圧巻でした!
デモンストレーションの後は、やんばる島豚あぐーの試食会。
味付けはシンプルに塩・胡椒だけ!
焼いているうちからいい匂い!
我那覇会長からは、「愛情込めて育てた豚肉を、おいしく食べてくれるのが一番!」
と、お言葉を頂きました。
学生たちも、生産者の苦労と食材への思いを受け取り、食材を大切に料理する調理師になると心に刻んだ授業となりました!