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2年制課程

一年目で基礎・基本を身に付け、二年目で沖調独自の授業で
実践力と応用力、調理師としての幅広い経験を重ね
即戦力を目指す。
より専門的な技術と実践力を身に付けたい方に向いています。

学びの特色

01

幅広いジャンルの料理の基礎・基本を1年目で身につけられる

西洋料理・日本料理・中国料理・琉球料理・デザート・介護食まで、幅広いジャンルの料理の基礎となる、食材の切り方やさばき方、生・焼く・煮る・蒸す・揚げるなどの基本となる調理法をしっかりと身につけることができます。
これらの技術をしっかりと身につけることで応用力の高い調理師となり、どのような現場でも活躍できる力となります。

02

実践力を高めるための様々なイベント

本校では実践力を高めるための様々なイベント・取り組みが用意されています。「沖調アイデアコンクール」ではグループで協力し、商品開発に挑戦。期間限定で営業する「沖調レストランでは、学生自身で献立作成〜食材発注、広告チラシの作成など実際のレストラン営業を経験。卒業前の集大成イベント「卒業制作発表会」では学生一人ひとりが招待したお客様のために、コース料理をご提供します。本校で学び身につけた知識と技でご招待する大事なお客様に感謝と笑顔をお届けします。

03

特別授業を通して、知識の幅と理解を深める

包丁の作り方や歴史を専門の包丁屋さんから学ぶ包丁講話、沖縄式・県外式の豚の部位の切り方を学ぶ豚の解体授業、北海道漁連の方から昆布の種類や味の違いを直接学べる昆布講座、アレルギーの知識を深めるアレルギー講座、経営の基礎を学ぶ経営学、ホテルのコース料理とサービスを学ぶテーブルマナーなど、特別授業を通して知識の幅と理解を深めます。

04

1年目で身につけた基礎基本の精度をさらに高める

2年制では、1年目で身につけた基礎技術の精度をさらに高めることができます。
野菜の飾りやフルーツカービングを身につける、またヒラメ、オマール海老、ふぐ、太刀魚、鰻などの食材を使用した応用料理も学ぶことができ、基礎基本の発展(応用力)を身につけることができます。

05

在学中2回の校外実習でマッチしたジャンル、就職先を決められる

校外実習は、現場のスピード感や仕事の流れを実際に体験し課題を見つけたり、自分の身につけている基礎や基本が現場で通用するのを確かめることもできる貴重な機会となります。そのような経験を在学中に2回も経験することで、自分に合った卒業後の進路をしっかりと考えることができ、ベストな就職先へとつなげることができます。

06

2年制コースでしか体験できない特別授業

2年制コースでしか体験できない特別授業で経験値と視野を広げることができます。 田植え・稲刈り体験、陶芸、吹きガラス体験、野外炊飯研修、市場・食肉センター研修、製パン特別授業、料理写真・デッサン特別授業、フルーツカービング特別授業、また企業と連携しての商品開発など、調理に関わる幅広い分野を体験し視野を広げます。

学びのステップアップ

沖調には調理未経験者でも着実に成長できるカリキュラムがあります

包丁の扱い方と基礎を学ぶ

・包丁の研ぎ方、手入れのやり方
・日本と西洋の基礎技術(かつらむき、オニオンアッシュ、コールスローなど)
・業務コンロの火の扱い方を覚える(オムレツ、だし巻き玉子)

POINT
・料理の指導ができる専任教員が授業外の時間でも個別指導してくれます!
・実習室が開放されていますので放課後に自主練もできます!

魚のさばき方と刺身のコツ、鶏のさばき方、牛フィレ肉の下処理

・だしの取り方 ・スープ、汁物のコツ
・焼、煮、蒸、揚のコツ
・魚のさばき方と刺身のコツ

POINT
・まずは簡単な料理から作って美味しい料理を作るポイントを学びます。

他のジャンルの料理を学んで視野を広げる

・中国、琉球、洋菓子、和菓子、介護食などの料理を学ぶ

POINT
・沖調では調理師としての視野を広げるために幅広いジャンルの料理を学びます。もちろんコース料理のしめの一品デザートの作り方も学びます。

集団調理と校内アイデア料理コンクールで、
半年で学んだことを実践で活かし、応用を学ぶ

POINT
・集団調理ではクラスで協力して100食分の料理を作って、他クラスの学生に 昼食として提供します。
・アイデア料理コンクールでは、グループで新しい料理を商品開発します。料理長が審査員として評価してくれるので学びの成果の腕試しになりますよ。

現場で活躍する卒業生の先輩や料理長から
基本の発展と応用を学ぶ

POINT
・現場のプロから身につけた基礎、基本を応用する方法を学びます。
 有名ホテルの料理長が直接指導してくれます。

日本と西洋の応用を学ぶ

・鴨や仔羊、穴子、すっぽんなど普段家庭で食べない食材も使って学びます。味付けや盛り付けも少しずつ高度な料理に仕上がっていき、見た目にも美味しい料理の作り方を学びます。

1年間の総まとめ

・1年制コースは、卒業制作で自分でコース料理を作って保護者に提供する
・2年制コースは、1.校外現場研修で応用を学ぶ、2.沖調レストランで一般の方へ料理販売提供をして実践力を学ぶ。

一年目の基礎の技術を
さらにレベルアップしていきます

POINT
・1年目の基礎の技術よりさらに基準が難しくなります。
・1年目と同様に個別指導、自主練もできて、できるまで何度でも専任の先生が教えます!

日本と西洋の応用の料理と
基本の料理のおさらいをします

・中国、琉球、洋菓子、和菓子の応用の授業もあります

POINT
・1年目よりも高級な食材を使ったり、より高度な技術を必要とする料理を学んでいきます。

2回目の校外実習でさらに実践力に
磨きをかける

2回目の沖調レストランで2年半分の学びの成果を活かし、
コース料理の販売・提供をします

POINT
・一般のお客さんを招いて調理、販売できるレストラン実習室を 備えているのは、沖縄では沖調だけ!
オープンキッチンになっているので自分たちの料理を食べているお客さんの表情がすぐわかるので、やりがいがありますよ!

日本と西洋の応用の料理をさらに学びます

卒業制作では自分でフルコースの料理を考えて作って、保護者に提供します

カリキュラム

器具の扱い方や食材を理解し基本技術を習得。
調理師に必要な衛生意識や栄養の知識を身につける。

実習
1078時間
講義
583時間
特別講義
160時間

※特別講義には、テーブルマナーやアレルギー講座、包丁講話などのカリキュラムのこと言います。年度によって変動の可能性もあります。

平日 午前8:50〜(週5日制/土日は休み)
時間割例(変更になる場合もあります)

沖調で学べる調理実習

西洋料理・日本料理・琉球料理・中国料理・和菓子・洋菓子・総合調理実習

調理実習は常に学⽣の⾝近で担任として⼀⼈ひとりの成⻑に合わせきめ細かく指導する専任教員と第⼀線で活躍する講師が現場で求められる最新の技術や知識を指導します。

西洋料理 日本料理 琉球料理 中国料理 デザート 介護食

基礎課目

プロの調理師になるためには料理の歴史、⾷品や栄養、衛⽣などに関する「知識」がとても重要です。沖調では、4科⽬の学科講義を⽤意し、各専⾨分野のベテラン講師陣がわかりやすく丁寧に指導します。

食生活と健康
公衆衛生学

健康に対する食生活の重要性と、食生活や調理師にかかわる法律について学びます。

食品と栄養の特性
食品学/栄養学

食品の成分や特徴、加工や保存の方法、生産や流通の仕組みを学びます。また、エネルギーや栄養素の体内での働きについての知識を習得します。

食品の安全と衛生
食品衛生学/食品衛生実習

飲食により危害の原因とその予防用に関する知識や技術を習得します。また、食品衛生に関する法規及び対策の目的や内容を理解します。

調理理論と食文化概論
調理理論/食文化概論

調理法を科学的な根拠をもとに実験などを通して学びます。また、日本と世界の食文化及びその料理の特性を理解します。

Pick up 授業

沖調レストラン 沖調レストラン

企画→メニュー考案→集客→試作→仕込み→
→調理サービスの全てを自ら実践する場です。

2年制課程では1年次で修得した基礎技術・基礎知識をフルに発揮し、2年次に一般のお客様に料理を味わっていただく「沖調レストラン」をオープンします。学生だけで全てを運営し、その経験の中でチームワークとおもてなしの心を学びます。お客様の声が直接伝わる実践の場です。初めての実践現場でお客様から「美味しかった」の一言は何よりも励みになります。

【特別授業】田植え・稲刈り体験
生産者の苦労を知り、食材に感謝し、尊さを学びます。収穫した「羽地米」は沖調レストランなどで提供します。
【特別授業】企業見学
調理業界を支えている企業を見学します。泡盛を製造している酒造所や、豚・牛・鳥などの食肉を加工している食肉センター、塩を製造している企業を訪問し、食材の知識を深めます。
【特別授業】商品開発
「誰に買って欲しいか」を意識した商品開発を、企業と連携して開発から販売までを実践で学びます。

在校生の声

仲島宗宏さん

1年目にはなかった校外実習や刺激しあえる仲間たちがいて毎日充実しています

一年目よりは質の高い技術を学ぶだけではなく、サービス接遇、陶芸体験、田植え、稲刈り体験などのたくさんの校外実習が出来ます。実際、体験してみて感じたことは、普段使っている器や食材は当たり前ではないという事です。接客をしてくれるサービスの方、食材を育ててくれる方、器などを丁寧に作ってくれる陶芸家さん、皆さんがいるから料理が出来るというありがたみや感謝を強く感じることができます。そういう事を気づかせてくれる先生たち、刺激しあえる仲間たちがいて、毎日充実した学校生活を送ることができます。

2年制課程

仲島 宗宏さん

浦添商業高校出身

伊波優希さん

様々な年齢層の方達と接することで考え方の幅が広がり、色んなジャンルを学べます。

私が2年制課程を選んだ理由は、2年間で様々な経験を積んだ後に就職したいと考えたからです。沖調の2年制課程では、稲刈り体験、陶芸体験などの校外実習や、取得できる資格の種類が多いところにも強く惹かれました。沖調は先輩方との関わりも多く、先生方も親身になって接して下さるので、毎日楽しく学校生活を送ることが出来ます。定期的にある学科や実技の試験は、難しい事もありますが出来るまで少しずつ練習し、合格を目指しています。ぜひ、沖調で調理師を目指しましょう!

2年制課程

伊波 優希さん

小禄高校出身

資格

卒業と同時に全員が取得できる資格

【国家資格】

調理師免許

プロの料理人必須の資格です

調理技術だけでなく、衛生・栄養・食品についてバランスの取れた知識を持つ調理師が今、必要とされています。

【厚生労働大臣許可 公益社団法人 全国調理職業訓練協会】

介護食士3級

高齢化社会で役に立つ資格です

介護施設、病院給食の分野で必要になる、食べ物を噛んで飲み込む力の弱った人に提供する料理を作る技術と知識を学びます。

【国家資格】

専門調理師・調理技能士 学科試験免除

料理の分野別のプロであることを証明する調理師の上級資格です。

分野は西洋料理・日本料理・中国料理・給食用特殊料理・すし料理・麺料理に分かれます。本校卒業後、調理師としての実務経験6年経過後に受験資格が発生します。

 

食品衛生責任者

食品を扱う施設は、衛生管理のために店ごと施設ごとに1名以上の食品衛生責任者が必要です。

【文部科学大臣付与】

専門士(衛生分野)

文部科学大臣が評価する制度です。

【公益社団法人 全国調理師養成施設協会】

食品技術管理専門士 登録資格

「食」に関して幅広い知識及び高度な技術を修得した証明となる資格

「食品技術管理専門士(フード・テクニカル・マネージメント・コーディネーター)」として公益社団法人 全国調理師養成施設協会に登録されます。

【公益社団法人 全国調理師養成施設協会】

調理師養成施設 調理実習助手資格

調理師養成施設で調理実習助手として従事できます。

希望すれば在学中に取得できる資格

【公益社団法人 全国調理師養成施設協会】

食育インストラクター

平成17年「食育基本法」制定

国を挙げて取り組んでいる食育に関する資格です。調理師として積極的に食育に関わっていくことができます。

【全国料理技術検定協会認定】

料理技術検定上級

全国の料理学校の受講生が受験できる資格です。

料理学校では初級からの受験となります。卒業と同時に上級の受験資格が取得できます。