最短でも、最低限必要なスキルはしっかり身に付く。
専任の先生が繰り返し何度も指導して成長をサポート。
いち早く現場で働きたい方に向いています。
学びの特色
幅広いジャンルの料理の基礎・基本を1年間で身につけられる
西洋料理・日本料理・中国料理・琉球料理・デザート・介護食まで、幅広いジャンルの料理の基礎となる、食材の切り方やさばき方、生・焼く・煮る・蒸す・揚げるなどの基本となる調理法をしっかりと身につけることができます。
これらの技術をしっかりと身につけることで応用力の高い調理師となり、どのような現場でも活躍できる力となります。
実践力を高めるための様々なイベント
本校では実践力を高めるための様々なイベント・取り組みが用意されています。 「沖調アイデアコンクール」ではグループで協力し、商品開発に挑戦。卒業前の集大成イベント「卒業制作発表会」では学生一人ひとりが招待したお客様のために、コース料理をご提供します。本校で学び身につけた知識と技でご招待する大事なお客様に感謝と笑顔をお届けします。
特別授業を通して、知識の幅と理解を深める
包丁の作り方や歴史を専門の包丁屋さんから学ぶ包丁講話、沖縄式・県外式の豚の部位の切り方を学ぶ豚の解体授業、北海道漁連の方から昆布の種類や味の違いを直接学べる昆布講座、アレルギーの知識を深めるアレルギー講座、経営の基礎を学ぶ経営学、ホテルのコース料理とサービスを学ぶテーブルマナーなど、特別授業を通して知識の幅と理解を深めます。
学びのステップアップ
沖調には調理未経験者でも着実に成長できるカリキュラムがあります
器具の扱い方や食材を理解し基本技術を習得。
調理師に必要な衛生意識や栄養の知識を身につける。
- 実習
- 433時間
- 講義
- 583時間
- 特別講義
- 55時間
※特別講義には、テーブルマナーやアレルギー講座、包丁講話などのカリキュラムのこと言います。年度によって変動の可能性もあります。
- 平日 午前8:50~(週5日制/土日は休み)
- 時間割例(変更になる場合もあります)
基礎課目
プロの調理師になるためには料理の歴史、食品や栄養、衛生などに関する「知識」がとても重要です。沖調では、4科目の学科講義を用意し、各専門分野のベテラン講師陣がわかりやすく丁寧に指導します。
- 食生活と健康
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公衆衛生学
健康に対する食生活の重要性と、食生活や調理師にかかわる法律について学びます。
- 食品と栄養の特性
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食品学/栄養学
食品の成分や特徴、加工や保存の方法、生産や流通の仕組みを学びます。また、エネルギーや栄養素の体内での働きについての知識を習得します。
- 食品の安全と衛生
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食品衛生学/食品衛生実習
飲食により危害の原因とその予防用に関する知識や技術を習得します。また、食品衛生に関する法規及び対策の目的や内容を理解します。
- 調理理論と食文化概論
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調理理論/食文化概論
調理法を科学的な根拠をもとに実験などを通して学びます。また、日本と世界の食文化及びその料理の特性を理解します。
Pick up 授業
身につけた基本を自分自身で応用する力と
料理を作るやりがい・楽しみを学ぶ。
学校指定食材を調理し一皿を完成させて順位を競います。 メニュー開発から調理までの流れを学生が自ら考えて経験することで「応用する力」を養います。第一線で活躍する料理長の先生方が審査をしますので現場視点からの評価やアドバイスは大切な学びとなります。
在校生の声
早く現場で働きたいという思いから1年制課程を選びました。
私は、短期間で基礎を身につけて調理師免許を取得し、早く現場で働きたいという思いがあり、一年課程を選びました。クラスメイトは、幅広い年齢層の方がいますが、とても仲がよく、笑いの絶えない団結力のあるクラスです。実習では、最初に先生が行うデモンストレーションを見てメモをとり、料理工程を頭に入れることでスムーズな実習ができます。大事なポイントは先生がしっかり教えてくれるので、基礎から身に付くことができます。
小波本 まりかさん
那覇高校出身
様々な年齢層の方達と接することで考え方の幅が広がり、色んなジャンルを学べます。
沖調の一年課程では、高校卒業して入学をする人や、社会人で再進学で入学する人など、さまざまな年齢層の方が入学しています。その方々と日々、接することで考え方の幅が広がります。調理面では、技術職ということもあり、基礎を重点に学ぶことができます。和食・洋食・中華・製菓・介護食・琉球料理など色々なジャンルを学べることで、就職の幅も広がりました。基礎知識を学ぶことで食に関する意識も高まりました。調理師だけではなく、介護食士の資格も取得できるので、これからの高齢化社会に貢献できます。
前川 竜輝さん
南部商業高校出身
資格
卒業と同時に全員が取得できる資格
調理師免許
プロの料理人必須の資格です
調理技術だけでなく、衛生・栄養・食品についてバランスの取れた知識を持つ調理師が今、必要とされています。
介護食士3級
高齢化社会で役に立つ資格です
介護施設、病院給食の分野で必要になる、食べ物を噛んで飲み込む力の弱った人に提供する料理を作る技術と知識を学びます。
専門調理師・調理技能士 学科試験免除
料理の分野別のプロであることを証明する調理師の上級資格です。
分野は西洋料理・日本料理・中国料理・給食用特殊料理・すし料理・麺料理に分かれます。本校卒業後、調理師としての実務経験6年経過後に受験資格が発生します。
食品衛生責任者
食品を扱う施設は、衛生管理のために店ごと施設ごとに1名以上の食品衛生責任者が必要です。
希望すれば在学中に取得できる資格
食育インストラクター
平成17年「食育基本法」制定
国を挙げて取り組んでいる食育に関する資格です。調理師として積極的に食育に関わっていくことができます。
料理技術検定上級
全国の料理学校の受講生が受験できる資格です。
料理学校では初級からの受験となります。卒業と同時に上級の受験資格が取得できます。