沖調の先生は、とても個性的。

その中でも、一際個性豊かな情熱的な上田寿美先生(食品学担当)を紹介します。 

上田先生は、毎年スペインのバスク地方で民俗学の現地調査を行っています。

特に先生は、この地方の伝統食(羊飼いのチーズ、リンゴのお酒)や美食文化について研究しています。

▼写真右が、上田先生
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ある日の放課後・・・・

先生曰く、「バスク地方には、沖縄の文化伝統を伝え続けるためのヒントがあるねん!」と、熱く、自身の考えや体験談を語ってくれました。

バスク地方は、美食の町としても有名!

世界的に有名な食のガイドブック「ミシュラン」の星の数が、世界一多い地域としても有名やねんで。

▼斬新な発想の盛り付をする、ミシュラン3つ星のレストラン
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「なぜ、バスク地方が美食の町になったのか・・・?」

沢山の理由があると思うけど、バスク地方の方々は自分たちの文化がとっても大好き!

しかも、各家庭で親から子へ各家庭の伝統が受け継がれていて、各家庭の伝統を持ち寄り

仲間で共有し、お互いに認め合い、みんなで分かち合う風習がある!

たとえば、バスク地方には美食クラブ(txoko チョコ)という団体があり、ここでは、腕自慢の男性メンバー達が、各家庭の料理をクラブの施設で作り、仲閒と共に食べるという習慣が続けられています。

▼バスク発祥の小さなおつまみ、ピンチョス
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また、特に伝統的な美食クラブは、自分達の文化を守るための様々な活動をしています。これだけに限らず、バスク地方には、食の共有を通して、自分達の文化を伝えていくという習慣がたくさんあります。

こういう土台がバスク地方を美食の町に押し上げた一つの理由であると思います。(続きは授業で!)

 

ここにこそ、沖縄の文化伝統をいつまでも伝え続けるためのヒントがあるんや!

 

「自分たちは、自分たちの文化をどう考えているのか?」

 

上田先生は、「自分たちの文化について考えるきっかけとなれば・・・」と、上田先生自身の体験や経験も授業に取り入れて授業をしています。

未来の沖縄を担う学生たちは、きっとスペイン譲りの情熱的な授業の中で、文化を受け継ぐことの大切さを学び卒業していくことでしょう。